ネムールのつぶやき

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シャドウバースがオワコンだと思う理由とその他のデジタルTCGについて思う事

 

 今、デジタルTCGが多く出ていて、その中でも何個かは実際にプレイしているのだが、デジタルTCGはとても協議志向が高く、勝つためのパターンがほぼ毎回同じで面白みに欠けていると感じます。また、面白みがないと感じてしまうと、本来、友達同士で仲良く楽しんでいる子どもたちがそのゲームから離れてしまいコンテンツとして伸び悩んでしまうのではないかと今までのゲームを見て思いました。

 

でもなんで子どもたちに向けなければいけないのか、シャドウバースは、イラスト的にも子ども向けには最初から作っていないのではないか、とも考えられるが、大人向けのサービスというものは、特別なもの以外を抜いて流行らない、もしくは流行っても息が短く忘れられるかのどちらかだと思います。

 

理由は、子どもたちの方がゲームをやる時間とゲームについて話す時間が多く、話す時間が多く長いとそのコンテンツに興味や関心を持つ人が増え、その子どもたちの親御さんが自分の子どもと一緒に初めて、結果的には競技人口が増えて盛り上がり大人も子どもも楽しめるゲームになるのではないかと思うのだが。

 

 シャドウバースは、eスポーツという競技の種目になっていて、それ自体はなんの問題もないのだが、そのスポーツの種目になっているせいでプレイヤーは勝ち方にこだわる人が少なく勝てればいいと言うプレイヤーが多く対戦する時の相手のデッキが偏ってしまったり、また、自分も勝つために戦おうとするとデッキが限られてしまい飽きてしまう。五十歩譲って大会ではないが自分のランクを上げるためにランクマッチでそういった状況になるのは、解るがフリーマッチでもその状態でファンデッキに対して環境デッキをぶつけたり、

 

「環境デッキの練習をフリーマッチでするのは、本当に競技人口を減らしている行為だと思う。」

  

 言ってしまえばこれが一番言いたかった事で、カードゲームの楽しみ方はそれぞれで大会などで競い合うことが好きながち勢プレイヤーもいれば使いたいカードを使って遊ぶプレイヤーや自分がやってみたいコンボを試してみたいなどのファンデッキを使うカジュアル勢のプレイヤーもいてそれぞれの楽しみ方があるはずなのに、

 

「フリーマッチで環境デッキを使って荒らす行為は純粋にファンデッキを使って楽しんでいる人に失礼でカードゲームは相手が居てこそできる遊びなのに、その相手を自分から減らしている行為」

 

になり、競技人口が減るとカードを考察してデッキを作る人も減り、新しくデッキが生れずにデッキの多様性がなくなりカードゲームが楽しくなくなり、コンテンツとして終わってしまうのではないかと思う。

 

 さらに、eスポーツだから協議志向が高いプレイヤーが多いことは百歩譲って理解しようとするが、それにしてはカードパワーがばらばら過ぎて○○ゲーになってるのではないかと思い本当に競技ができているのかがとても怪しく見えてしまう。カードゲームは将棋とは違ってすべての駒が見えているわけではないので、多少の勘や運と言った要素はカードゲームの醍醐味だが、メンコバースと言う呼ばれ方のようにシャドウバースはその要素がとても高いように感じ、カジュアル勢にとってもガチ勢にとってもとても中途半端なゲームだと思う。さらに新規が集められるカードの枚数が少なくても始めやすいようにスタン落ちを導入したが、こんなにも既存プレイヤーが充分満足に楽しめていないのに新規に目を向けては、新規の人の方が秒でやめるように感じる。それだけではなく、このカードゲームはカードのパワーバランスの調整がある意味絶妙なためスタン落ちによって全くゲームにならなくしてしまうクラスが出てしまい、ただでさえ環境デッキの種類はたくさんのデッキから絞られて少なくなるのにスタン落ちによってもっと絞られてしまい、せっかくクラスがたくさんあるのにその意味がなくなっている。

 

 そういった所などを見ると、確かに新しい要素を増やしたり、なにかとコラボをして話題集めや集金活動をすることも必要だが、まず、プレイヤーの住み分けをしっかりしてほしいと思った。この辺はリリース当初はしっかりプレイヤーたちの暗黙のルールみたいなものでできていたのだが、プレイヤーが増えると今までカードゲームをやっていなかった人などが入ってきて、住み分けができていない状態になってしまったので、本当はプレイヤーがプラクティスで練習すればいいのだが今から急にそう変化しないと思うので、運営さんに頑張ってもらいたいのと、カードパワーをもう少し揃えてもらいたいと思う。

 

 こういった、システム的な所はドラクエライバルズが良くできていて、ドラクエライバルズはギルドシステムがあり、デッキを研究して、こんなデッキができたと、自慢しあったり、使いこなせるようにギルドでデッキの練習ができたり、ガチ勢もカジュアル勢もどちらも楽しめるシステムがあると感じた。しかし、逆に、ドラクエライバルズは、カードゲームではあるが配置も重要なカードゲームであり駒をどこに置くかというボードゲーム的な部分まで求められるためシャドウバースよりも実力が求められるため競技志向が強くなっているように感じ手軽にできるゲームというよりかは、ゲームをやるために時間を割いてやるゲームかなと感じた。

 

 ここまで、二つのゲーム名を出して競技志向の高いゲームを遠回しに批判してきたつもりだが、なんで競技志向が高いカードゲームを批判してきたかと言うと、自分はやっていなかったのだが、デイメンション・ゼロというゲームが過去にサービスしていて、そのカードゲームが賞金制の大会を開いてたにも関わらずサービスを終了したため、日本では競技としてのカードゲームは流行らないのではないかと思っているためである。このときと今では環境が違うため、日本でもプロカードゲーマーのような人は昔よりも多少は日本でも出てくるかもしれないが、賞金が目当てでやっている人が残っても楽しさが目当てで遊ぶ人が減って競技人口が減ってしまうと、遊ぶ人がいなくなりコンテンツが終わってしまうため、ガチ勢だけではなくカジュアル勢も楽しめるように頑張ってもらいたいと言う雑感のような文句のようなものでした。

 

 結論は、まとまった内容になっているかはわかりませんが、シャドウバースはオワコン予備軍でありまだオワコン自体にはなっていないが今のままではオワコンまっしぐらなのではないかと思いました。